「共働きなのに、家事の負担が私ばっかり…」
「夫にもっと家事を手伝ってほしい…」
そう感じて、モヤモヤしていませんか?
私も共働き夫婦なので、その気持ち、すごくよく分かります。
毎日仕事で疲れているのに、家事まで一人で抱え込んでしまうと、本当に辛いですよね。
「なんで私だけ?」
「手伝ってって言ってるのに…」
と、不満が溜まってしまうのも当然です。
私も「手伝って」とお願いしても、なかなか動いてくれない夫に、不満が爆発してしまうこともありました。
そのため、「もう家事なんて全部一人でやってやる!」と意地になったことも…。
でも、大丈夫です!
この記事を読めば、その悩みから解放されるかもしれません。
実は、家事の負担が偏ってしまうのには、ちゃんとした理由があるんです。
この記事では、下記の内容について紹介しています。
- 共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる9つの理由!
- 夫が家事に非協力的な3つの理由
- 夫に家事を手伝ってもらうための効果的なお願い術5選
- 夫と家事負担を話し合うためのコミュニケーションのコツ
この記事を読めば、家事のストレスを減らし、ご主人との関係も良好に保ちながら、仕事と家事の両立ができるようになるはずです。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる9つの理由!
「共働きなのに、なんで私ばっかり家事をやらなきゃいけないの…?」
そう思って、モヤモヤしていませんか?
私も同じ経験をした1人です。
実は、家事の負担が「おかしい」と感じてしまうのには、様々な理由が隠されているんです。
もしかしたら、あなたとご主人の間には、ちょっとした『すれ違い』があるのかもしれません。
今回は、共働き夫婦の家事負担が「おかしい」と感じてしまう9つの理由を、具体例を交えながら詳しく解説していきます。
- コミュニケーションが足りていない
- 家事に対する価値観のズレ
- 家事能力(スキル)の差
- 家事に対するモチベーション
- 家事をできる時間の差
- 家事以外の負担がある
- 体力差・健康状態
- 経済状況
- 育った環境の影響
家事分担は、夫婦にとって永遠のテーマとも言えますが、諦める必要はありません。
これから紹介する9つの理由をヒントに、より良い家事分担を目指しましょう。
1.コミュニケーションが足りていない
共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる1つ目は、『コミュニケーションが足りていないこと』です。
あなたはご主人と、家事についてきちんと話し合ったことがありますか?
「言わなくてもわかるだろう」
「察してくれるはず」
そう思っていませんか?
実は、多くの夫婦が、家事分担について十分に話し合えていないのが現状です。
たとえば、
- 普段の家事の負担量を把握しているか
- それぞれが得意な家事、苦手な家事は何か
- どの家事にどれくらい時間をかけているか
- 家事に対する考え方や価値観
など、お互いの認識を共有することが大切です。
しかし、これらのことをきちんと話し合わずに、
「なんでやってくれないの?」
「もっと手伝ってほしい」
と一方的に伝えても、ご主人は戸惑ってしまうかもしれません。
家事分担において、お互いの考えや気持ちを伝え合わなければ、
といった問題が起こりやすくなります。
実は、私も同じ経験があります。
以前は「言わなくても察してくれるはず!」と思っていましたが、なかなか家事を手伝ってもらえず、不満を感じることが多かったんです。
しかし、夫に手伝ってほしい内容を具体的に伝えるようにしたら、手伝ってくれるようになりました。
今では、家事の分担について自然と話し合えるようになり、以前のようにイライラすることも減ったので、よかったと思っています。
このように、コミュニケーション不足は家事分担の問題を引き起こすだけでなく、夫婦関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。
こうした理由から、家事分担において、コミュニケーション不足は大きな問題を引き起こす可能性があるといえるでしょう。
2.家事に対する価値観のズレ
共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる2つ目は、『家事に対する価値観のズレ』です。
家事に対する考え方や重要度の認識の違いって、意外と大きな問題ですよね。
たとえば、
- あなた:「家事はきちんとすべき!毎日掃除機をかけたい」
- ご主人:「多少散らかっていても気にしない。掃除機は週に1回で十分」
といったように、家事に対する価値観がズレていると、
「なんでわかってくれないの?」
「私のこと、考えてくれてないのかな…」
と、悲しく感じてしまうのも無理はありません。
我が家の洗い物に関する価値観の違いを例に、紹介します。
私:夕食後の洗い物はその日のうちに済ませたいタイプ
夫:疲れているときは無理せず、翌日でも良いと思っているタイプ
なので、洗い物を巡って喧嘩になることが度々あります。
家事の仕上がりの基準、家事の優先順位、家事にかける時間など、人によって考え方はさまざまです。
そのため、家事に対する価値観が違うと、些細なことで衝突してしまったり、どちらか一方に負担が偏ってしまう可能性があります。
こうした価値観の違いは、育った環境や、これまでの経験によって形成されたものなので、簡単に変えられるものではありません。
たとえば、こんなパターンはどうでしょうか?
あなたは、
「共働きなんだから、家事の負担は同じくらいじゃないとおかしい」
と思っても、パートナーであるご主人は、
「家事は女性がやるもの」
「疲れているから、家事をするより休みたい」
と思っているかもしれません。
このように、家事に対する価値観が異なることで、下記の3つの問題が起こりやすくなります。
これらの小さなズレが積み重なっていくと、やがて大きな亀裂となり、夫婦関係を悪化させてしまう可能性もあるかもしれません。
価値観のズレは、多くの夫婦が抱える悩みの1つです。
こうした理由から、家事に対する価値観のズレは、共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる理由の1つといえるでしょう。
3.家事能力(スキル)の差
共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる3つ目は、『家事能力(スキル)の差があること』です。
家事って、実は奥が深いものですよね。
洗濯ひとつとっても、細かなポイントがたくさんあります。
- 洗剤や柔軟剤の種類
- 洗濯物の素材
- 干し方
- 畳み方
また、料理も、レシピを覚えるだけでなく、
- 食材の選び方
- 下ごしらえの方法
- 火加減の調整
など、経験や知識が必要になりますよね。
このように、家事には様々なスキルが必要となるため、どうしても人によって得意不得意が出てきてしまうのです。
家事能力(スキル)に差があると、
など、どうしても得意な方が家事の多くを担う傾向になりがちです。
私の夫も、「得意な人がやれば良い」という考え方です。
「自分は料理が苦手で作れない、作ったとしても失敗して食材を無駄にするくらいなら、得意な妻(私)に任せた方が良い」と言われたことがあります。
でも、これって、本当に良いのでしょうか?
確かに、得意な方が効率的に家事をこなせるという面もあるかもしれません。
しかし、家事能力(スキル)の差が大きすぎる場合、ご主人は、
「自分は何もできない」
「役に立てない」
と感じ、家事から遠ざかってしまう可能性もあります。
「自分は何もできない・役に立てない」と思ってしまうと、どうしても、家事は任せた方が良いと考えてしまうのは、仕方ないですよね。
このように、家事能力(スキル)の差が大きすぎると、家事の負担が偏ってしまい、「私ばっかり家事をしている…」と感じてしまう原因となるのです。
家事能力に差があることは、決して悪いことではありません。
しかし、その差が大きすぎると、家事分担がうまくいかなくなる可能性があります。
このことから、家事能力(スキル)の差があることは、共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる理由の1つといえるでしょう。
4.家事に対するモチベーション
共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる4つ目は、『家事に対するモチベーション』です。
家事って、本当に終わりがないですよね…。
毎日、ご飯を作ったり、洗濯や掃除をしたり…。
私も『もうやりたくない!』と家事を投げ出したいと思う日もありますが、『主婦として、やらなきゃ…』と思い、なんとか家事をこなしています。
おそらく、私と同じような経験をされた方も多いのではないでしょうか?
でも、家事に対するモチベーションは、人それぞれ違いますよね。
たとえば、
「いつもキレイな部屋でいたいから、こまめに掃除したい!」
「美味しい料理を作って、家族を喜ばせたい!」
そう思って、家事を頑張る人もいれば、
「疲れているから、今日は最低限の家事だけ済ませよう…」
「週末にまとめて掃除すればいいや…」
と考える人もいるでしょう。
ですが、ご自身とご主人と家事に対するモチベーションに差があると、どうしてもモチベーションが高い方が、多くの家事を負担してしまいがちです。
たとえば、
- あなたは「毎日きちんと掃除機をかけたい」と思っているのに、ご主人は「週に1回で十分」と考えている。
- あなたは「栄養バランスを考えた食事を作りたい」と思っているのに、ご主人は「簡単なもので済ませたい」と考えている。
このように、家事に対するモチベーションが違うと、家事の負担があなたに偏ってしまい、「私ばっかり…」と感じてしまうかもしれません。
また、家事に対するモチベーションが高い人ほど、「きちんとやらなきゃ」という責任感や完璧主義に陥りやすい傾向があります。
その結果、
「夫は、なぜ私と同じように家事を頑張らないんだろう?」
「なんでこんなにモチベーションが違うんだろう?」
と、疑問や不満を感じてしまうのです。
モチベーションの差が大きいほど、家事分担の不公平感は大きくなってしまうのは、仕方ないですよね…。
そのため、家事に対するモチベーションは、共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる理由の1つといえるでしょう。
5.家事をできる時間の差
共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる5つ目は、『家事をできる時間の差』です。
共働きとはいえ、仕事の内容や勤務時間、通勤時間は人それぞれですよね。
「私は残業が多くて、毎日クタクタ…」
「夫は定時で帰れる仕事だから、家事も余裕そう…」
そんな風に感じている方もいるのではないでしょうか?
もちろん、残業が少なかったり、定時に帰れる仕事だからといって、家事に使える時間が多いとは限りません。
仕事で疲れきってしまい、家事ができないと言うことも考えられます。
ここで、私と夫を例に、お話ししますね。
夫:会社員として、週に5日間、所定労働時間の8時間の他に、残業時間は週に10〜15時間程度
私:パートで、週に3日間、5.5時間勤務、残業は基本的になし
こうした状況に、一見、私の方が時間に余裕があるようにみえますよね。
ですが、時短パートとはいえ、日々の体調や疲れ具合で、クタクタになることもあります。
もちろん、「家事をする時間がない」というわけではないですが、仕事と家事の両立は、体力的・精神的な負担が軽くありません。
しかし、勤務時間や日数を比較したときに、時間に余裕がある方がどうしても家事の多くを負担しないといけないと感じてしまいがちです。
私も、夫と比べると、勤務日数・時間が少ないため、「家事はやらないと…」と思う一方で、「なんで私ばっかり…」という気持ちもあります。
このように、「家事をできる時間の差」は、家事分担の交渉を難しくする原因にもなりかねません。
「仕事で忙しいから、家事を手伝ってほしい」と伝えても、
「自分も仕事で疲れている」
「時間がないのはお互いさま」
と言われてしまう可能性もあります。
実際、私も夫に言われたことがありました。
「自分も仕事で疲れている」そう言われてしまうと、何も言い返せなくなってしまいますよね。
さらに、家事の負担は、単純な勤務時間の長さだけでは測れない部分もあります。
たとえば、
など、様々な状況が考えられます。
これらの状況を考慮せず、単純に勤務時間だけで家事分担を決めてしまうと、不公平感が生まれてしまう可能性があります。
家事の負担は、単純に時間の長さだけで測れるものではありません。
仕事内容や責任の重さ、精神的な疲労度など、様々な要素が影響します。
こうした状況を踏まえると、家事の時間の差は、単なる時間配分だけの問題ではなく、共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる理由の1つといえるでしょう。
6.家事以外の負担がある
共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる6つ目は、『家事以外の負担があること』です。
共働きで家事も分担しているのに、さらに家事以外の負担まで抱えている場合、本当に大変ですよね。
たとえば、
- 育児
- 介護
- 自身の病気や怪我
- 家族の病気(看病)
これらの負担は、目に見えにくく、ご主人に理解されにくい場合もあるかもしれません。
ですが、
「育児は大変だけど、家事の負担は変わらないでしょ?」
「介護は大変だけど、自分の親なんだから当然でしょ?」
など、思われてしまうと、本当に辛いですよね。
ご主人だって仕事で疲れているのは分かります。
ですが、妻であるあなたも毎日仕事に行っているだけでなく、家事もこなしていますよね。
育児、介護、病気の看病など、家事以外の負担が多い場合、
「なんで私ばっかり…」
「少しは手伝ってくれてもいいのに…」
そう感じてしまうのも当然です。
時間に追われ、体力的にも精神的にも疲弊している中で、家事の負担まで重くのしかかると、さらに辛くなってしまいますよね。
家事以外の負担って、本当に大変なことが多いです。
育児、介護、看病などは、肉体的にも精神的にも大きな負担となるので、パートナーである夫の助けがない中、一人で全てを抱え込むのは無理があります。
そのため、家事以外の負担を抱えていると、時間にも心にも余裕がなくなり、
などのリスクが高まり、危険です。
共働きをしている状態では、家事に割けるエネルギーは限られています。
そのため、あなたが抱えている負担を理解せず、家事を分担しようとしないのは、夫として不公平な行動と言わざるを得ないでしょう。
そのため、「なんで私だけ…」という気持ちが大きくなり、不満が爆発してしまうのも当然です。
こうした理由から、家事以外の負担があることは、共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる理由の1つといえるでしょう。
7.体力差・健康状態
共働き夫婦が家事の負担について「おかしい」と感じる7つ目の理由は、『体力差と健康状態』です。
そう感じている方もいるのではないでしょうか?
実は、家事の負担能力は、体力や健康状態に左右されます。
例えば…
- 元々の体力差
生まれつきの体質や、普段の運動習慣によって、体力には個人差がある - 病気や怪我の影響
病気や怪我をしていると、体力的にも家事をするのが難しい場合がある - 年齢による体力差
年齢を重ねると、体力は低下していく。
若い頃と同じように家事をこなすのは難しいと感じる人もいる - 精神的な健康状態
精神的なストレスや疲れが溜まっていると、体力的な問題がなくても、家事をする気力が起きないことがある
など、体力や健康状態によって、家事の負担能力は大きく変わるということです。
私の場合だと、体力がない方なので、仕事から帰ってくるとクタクタになり、家事をするのが苦になることが多いです。
もちろん、夫は私よりも体力があるので、
「疲れたから、家事を手伝って欲しい」
と言うと、手伝ってくれる時もありますが、
「俺も疲れてるから嫌」
「昨日も手伝った!」
と言われてしまうことがあります。
申し訳ないと思いながらお願いするものの、疲れてどうにもならないんですよね…。
ご主人があなたの体調を気遣ってくれると良いのですが、なかなかそうもいかない場合もあるでしょう。
もちろん、「体力がない」「体調が悪い」からといって、家事を全くしないのは問題ですが、ご主人にそのことを理解してもらえないまま、家事を押し付けられるのは辛いことです。
あなたの体調や体力面を考慮せずに、一方的に家事を押し付けたり、負担を無視したりすると、不公平感を抱いてしまうのは当然です。
体力や健康状態は、家事分担を考える上で重要な要素の1つということですね。
そのため、体力差や健康状態は、家事負担の不公平感を感じる理由の1つといえるでしょう。
8.経済状況
共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる8つ目は、『経済状況』です。
そう思って、モヤモヤを抱えている方もいるのではないでしょうか。
私はパートで、夫より労働時間も収入も少ないため、「家事を多く負担するのは仕方ないのかな…」と感じてしまうこともあります。
ここで、経済状況が家事分担に与える影響について、考えてみましょう。
経済状況は、家事分担を考える上で、複雑な要素の1つです。
具体的にいうと、
- 夫(収入が多い)
家計を支えるという責任感から、どうしても仕事に集中してしまい、家事の時間を確保するのが難しいと感じる - 妻(収入が少ない)
収入・労働時間が少ない分、「家事をしっかりやって、夫を支えなければ…」というプレッシャーを感じてしまう
など、多くの家庭で、このような状況が見られます。
このように、経済状況が家事分担に影響を与えるケースは少なくありません。
収入の差が大きい場合、どうしても
「稼いでいる方が偉い」
「家事をしなくて良い」
という考え方に繋がってしまいやすいです。
その結果、家事分担の不公平感に繋がり、夫婦間の不満やストレスの原因となる可能性も高いです。
家事の負担を少しでも減らすために、
- 時短家電を導入したい
- 家事代行サービスを利用したい
と思っても、経済的な理由で難しい場合があります。
収入の差によって、家事の負担を軽減するための選択肢にも差が出てしまうのは、不公平ですよね。
また、育児休暇や介護休暇を取得する際にも、
- 収入が少ない方が休暇を取得する
=家事や育児、介護に専念せざるを得ない状況になると、キャリア形成に影響が出る可能性も否定できない
ということになりかねません。
このように、経済状況は、家事分担だけでなく、夫婦のライフプラン全体に影響を与える可能性のある重要な要素です。
経済的な問題が、夫婦の不和やストレスに繋がってしまう可能性もあります。
このことから、経済状況は、共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる理由の1つといえるでしょう。
9.家事に対する責任感のズレ
共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる9つ目は、『家事に対する責任感のズレ』です。
あなたは、
「家事は女性がするもの」
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」
といった考え方は、時代遅れだと感じている方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、育った環境や世代によっては、パートナーであるご主人がまだそのような固定観念に縛られている可能性も否定できません。
そのため、
「共働きなのに、なんで私ばかり…」
そう思って、やるせない気持ちになっている方も多いかもしれませんね。
そんな私も、家事を手伝ってもらえないときは、思わずため息をついてしまうことが多いです。
家事に対する責任感は、育った環境や家庭での役割分担など、様々な要因が影響するため、人それぞれ違います。
たとえば、
- 妻は「家事はお互いに分担するもの」と考えているのに対し、夫は「家事は基本的に妻がやるもの」と考えている。
- 夫は「たまに家事を手伝うのだから、感謝されるべきだ」と思っているのに対し、妻は「手伝うのではなく、一緒に責任を持つべきだ」と思っている。
このような責任感のズレは、家事分担における大きな障壁となるため、どうしても不満が溜まりやすくなります。
そのため、
「私はこんなに頑張っているのに、相手は何もわかってくれない…」
「少しは家事を手伝ってくれたけれど、『手伝ってあげている』という態度が気に食わない…」
このように感じてしまうと、家事をすること自体が苦痛になってしまう可能性も否定できません。
家事は夫婦が協力して行うものなのに、『手伝ってあげている』という態度は、妻としてはイラっとしてしまいますよね。
このような責任感のズレが原因で、家事分担の議論をスムーズに進めることができず、お互いの不満が解消されないままになってしまう可能性があります。
家事は夫婦が協力して行うものなのに、『手伝ってあげている』という態度は、妻としてはイラっとしてしまいますよね。
こうした状況を踏まえると、家事に対する責任感のズレは、共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる理由の1つといえるでしょう。
ここまで、共働き夫婦の家事負担が「おかしい」と感じてしまう9つの理由についてお話してきました。
- コミュニケーションが足りていない
- 家事に対する価値観のズレ
- 家事能力(スキル)の差
- 家事に対するモチベーション
- 家事をできる時間の差
- 家事以外の負担がある
- 体力差・健康状態
- 経済状況
- 育った環境の影響
これらの理由に、少しでも「ドキッ」とした方はいませんか?
もしかしたら、あなたとご主人の間にも、これらの『すれ違い』が隠れているのかもしれません。
家事分担は、夫婦にとって、とてもデリケートな問題です。
しかし、だからこそ、きちんと向き合うことで、より良い関係を築くことができるのではないでしょうか。
この記事をきっかけに、ご主人とじっくり話し合ってみませんか?
お互いの気持ちを理解し、協力し合うことで、きっと、より公平で、より幸せな毎日を送ることができるはずです。
なぜ手伝ってくれないの?夫が家事に非協力的な理由を探る
「夫にもっと家事に協力してほしいのに、なかなか手伝ってくれない…」
「なんで私だけこんなに家事をやらなきゃいけないの?」
「夫は、なぜ家事に非協力的なの?」
そう思ってモヤモヤしている方もいるかもしれませんね。
共働きなのに、家事の負担が自分ばかりだと、どうしても不公平だと感じてしまいますよね。
私もこうしたことを思い、悩んだり、イライラしたりすることもありました。
なぜ、パートナーであるご主人が家事に非協力的なのか、その答えには、いくつかの理由が考えられます。
そこで今回は、その理由を3つに分けて解説していきます。
- 家事の認識の違い
- 伝え方の問題
- ご主人の性格や状況
これらの理由を理解することで、ご主人との協力体制を築き、より快適な毎日を送れるようになるかもしれません。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
1.家事の認識の違い
ご主人が家事に非協力的な理由の1つ目は、『ご主人とあなたの家事の認識の違い』です。
あなたは、『家事』と聞いたら、
- 食事の準備、後片付け
- 洗濯、掃除
- ゴミ出し
- 食料品や日用品の買い出し
など、挙げればキリがないと感じたのではないでしょうか?
毎日、たくさんの家事をこなしている主婦にとって、大変な仕事ですよね。
私もこのように考えているうちの1人です。
しかし、パートナーであるご主人は、あなたと同じように『家事』を認識しているとは限りません。
たとえば、
- 洗濯物を洗濯機に入れたり、脱いだ服を洗濯カゴに入れたりする
- 食事をした後に食器をシンクに運んだり、テーブルを拭いたりする
- ゴミをゴミ箱に捨てたり、ゴミ箱がいっぱいになったらゴミ袋を縛ったりする
といった行動を、「家事」として認識していない可能性があります。
ですが、多くの家事を担っている主婦としては、
「そんなの、家事のうちに入らないでしょ!」
このように思った方が多いのではないでしょうか?
私も正直、このように感じます。
ですが、もしかしたらご主人は、『家事』を『共同で行うべきもの』という認識ではなく、
- 『どちらか一方の役割』だと捉えている
- 妻であるあなたが『家事』と認識している行動の一部を、単なる『生活習慣』とみなしている
- 『家事』を『家族全員で協力して行うもの』という意識が低く、『特定の誰かが行うもの』
と考えているのかもしれません。
このような認識のズレがあるため、「家事を手伝って」とお願いしても、ご主人は
「なぜ手伝う必要があるのか?」
「自分はすでに十分に貢献している」
などと感じて、非協力的な態度をとってしまう可能性があります。
私自身も、夫に
「トイレ掃除をやってほしい」
と頼んだら
「何をどうしたら良いのかわからない。俺に頼むより、自分でやったほうが早いかもよ?」
と言われたことがあります。
こうした夫の言葉に、思わずイラッとしましたが、掃除用品・やり方と、説明すると、渋々やってくれました。
「トイレ掃除も家事の1つ。文句言わずに手伝ってくれれば良いのに…」と、思わずモヤモヤした気持ちになりました…。
このように、家事に対する認識の違いは、ご主人との間に溝を作り、家事分担を難しくする原因となります。
ご主人が「家事」をどのように認識しているのかを理解し、お互いに「家事」に対する共通認識を持つことが、協力体制を築くためにはとても重要です。
認識の違いを解消し、協力し合うことで、家事分担がスムーズに進むようになるでしょう。
こうした理由から、家事に対する認識の違いがご主人が家事に非協力的な原因の1つとして考えられるでしょう。
2.伝え方の問題
ご主人が家事に非協力的な理由の2つ目は、『ご主人への伝え方の問題』です。
あなたは、ご主人にどのように家事を頼んでいますか?
私は結婚した当初、
「家事を手伝って」
「もっと家事をしてよ」
と、伝えることが多かったです。
ですが、このように、漠然とした頼み方をしてしまうと、言われたご主人は、
「何をすればいいのかわからない」
「どのくらい手伝えばいいのかわからない」
と感じてしまい、非協力的な態度をとってしまうかもしれません。
実際に、私の夫がこのパターンでした。
夫は、「家事を手伝って」と言われても、
- 具体的に何をすればいいのかわからない
- どの程度やればいいのかわからない
=行動に移せない
という状態だったようです。
さらに、
「なんで何もやってくれないの?」
「いつも私ばっかり!」
といったように、責めるような言い方をしてしまうと、ご主人は反発してしまい、逆効果になる可能性もあります。
実際、私も以前は「なんで手伝ってくれないの?」と夫に不満をぶつけてしまい、喧嘩になることが度々ありました。
冷静に考えると、
「もっと優しく頼めば手伝ってもらえたかも…」
と、感じることもあります。
しかし、毎日仕事と家事に追われていると、ついイライラして、感情的な言い方をしてしまいますよね。
ですが、少し深呼吸してみましょう。
もしかしたら、あなたの伝え方を変えるだけで、ご主人は家事に協力してくれるようになるかもしれません。
たとえば、
- 「食器を洗ってくれる?」「洗濯物を畳んでくれる?」など、具体的に頼む
- 「いつもありがとう」「助かるよ」など、感謝の気持ちを伝える
- 「疲れているから、今日はお願いできないかな?」など、相手の状況を考慮する
といった伝え方を意識することで、ご主人の行動が変わってくる可能性があります。
実際に私も3つのことを意識し、夫にお願いすることで、家事を手伝ってもらえるようになりました。
伝え方1つで、相手への印象は大きく変わります。
つい感情的になって、責めるような言い方をしてしまうと、ご主人は反発し、非協力的な態度をとってしまう可能性があります。
そのため、冷静に、そして具体的に伝えることを心がけましょう。
こうした理由から、ご主人が家事に非協力的なのは、ご主人への伝え方が原因の1つとして考えられます。
3.ご主人の性格や状況
ご主人が家事に非協力的な理由の3つ目は、『ご主人の性格や状況』です。
「何度頼んでも、全然家事を手伝ってくれない…」
このようなお悩みを抱えている方も多くいるのではないでしょうか?
もしかしたら、ご主人の性格や置かれている状況が、家事への協力姿勢に影響しているのかもしれません。
例えば、性格について考えてみましょう。
- 几帳面な性格=家事もきちんとこなしたいと考える傾向がある
- 大雑把な性格の人=家が多少散らかっていても気にならないため、家事への意識が低い場合もある
これらの性格の違いに加えて、ご主人の置かれている状況も、家事への協力姿勢に影響を与える可能性があります。
- 仕事で大きなストレスを抱えている
- 体調が優れない
などすると、家事にまで手が回らないのも無理はありませんよね。
私の夫は、家が多少散らかっていても気にならないタイプですが、仕事に関しては、責任感が強い性格です。
責任感が強い性格なので、大きな仕事を任されると、どうしても仕事に集中してしまいます。
そのため、家事のことまで気が回らないようです。
こうした状況から、
「疲れているのに、さらに家事を押し付けるのは酷かな…」
と、つい遠慮し、結局私が家事のほとんどを負担してしまっています。
このように、ご主人の性格や置かれている状況によっては、家事をする時間的・精神的な余裕がないのかもしれません。
ご主人の状況を理解し、寄り添うことも大切ですね。
こうした理由から、ご主人の性格や状況によって家事に非協力的な原因の1つとして考えられるでしょう。
ここまで、ご主人が家事に非協力的な理由を3つに分けて解説してきました。
- 家事の認識の違い
- 伝え方の問題
- ご主人の性格や状況
あなたは、これらの理由を読んでみて、何か心当たりはありましたか?
もしかしたら、「うちもそうかも…」と感じた部分もあったのではないでしょうか。
これらの理由を理解することで、パートナーであるご主人との協力体制を築き、より快適な毎日を送れるようになるかもしれません。
家事分担問題は、多くの共働き夫婦が抱える悩みです。
家事を手伝ってもらえないことで、1人で抱え込み、悩んでしまう方もいるかもしれませんが、諦めないでください。
ご主人とじっくり話し合い、お互いの考えや状況を理解し合うことで、解決の糸口が見えてくるはずです。
そのためにも、なぜご主人が家事を手伝ってくれないのか、その理由を知り、話し合うことが大切です。
そうすれば、きっとご主人と協力して、家事の負担を減らし、笑顔あふれる毎日が待っているでしょう。
ご主人に家事を手伝ってもらうための効果的なお願い術5選
「夫にもっと家事を手伝ってほしいけど、どう頼めばいいか分からない…」
「お願いしても、なかなか動いてくれない…」
家事分担って、本当に難しいですよね。
「なんで私だけ?」
「手伝ってって言ってるのに…」
そう感じて、モヤモヤしてしまう気持ち、よく分かります。
仕事で疲れているのに、その上に家事まで一人で抱え込むのは本当に大変ですよね。
「なんで私だけ…」と感じてしまうのも無理はありません。
実際、私も家事の分担に関して、モヤモヤすることが多いんです。
でも、まだ諦めないでください!
この章を読めば、その悩みから解放されるかもしれません。
実は、夫に家事を手伝ってもらうには、ちょっとしたコツがあるんです。
今回は、私が実際に試して効果のあったお願い術を5つ、紹介します。
- 自分の負担を伝える
- 家事を手伝ってくれたら感謝の気持ちを伝える
- 家事のお願いは具体的に伝えよう
- 一緒に家事をやってみよう!
- 家事の後はお互いにご褒美タイムを設ける
夫に
- 家事の大変さを理解し、手伝ってもらいたい
- 一緒に家事をやりたい
と考えている方は、ぜひ、この章を参考にしてくださいね。
1.自分の負担を伝える
ご主人に家事を手伝ってもらうための効果的なお願い術の1つ目は、『自分の負担を伝えること』です。
自分の負担をご主人に伝える前に、1つ確認しておきたいことがあります。
それは、ご主人に「家事を手伝ってほしい」とお願いする前に、
- どれだけの家事をしているのか
- その家事に対して、どのくらい負担と感じているのか
など、きちんと理解してくれているのか確認してみましょう。
もしかしたら、
- 仕事と家事に追われて、休む時間がない
- 仕事が休みでも、家事はしなければいけないから、結果的に休めない
など、ご主人はあなたが負担している家事の大変さに気づいていないかもしれません。
なぜなら、家事は終わりのない作業の繰り返しで、「目に見えない」ことが多いからです。
たとえば、
- あなたが毎日掃除機をかけて、キレイな状態を維持している
- あなたが栄養バランスを考えた食事を毎日作っている
などの家事に対して、ご主人は、
と感じているだけで、それぞれの家事の裏にある工程・大変さを理解していない可能性もあります。
実は、私の夫も、以前は家事の大変さを理解していませんでした。
結婚当初は、休みの日も家事を手伝ってくれることはほとんどなく、私が一人で家事のほとんどをこなしていました。
しかし、年末年始に私が仕事で日中の時間、家を空けることが多かったため、その期間だけ夫に家事を任せることにしたんです。
すると、夫は「毎日、仕事をしながら、こんなに大変なことをしているんだ」と、初めて家事の大変さを実感したようでした。
それからは、以前より積極的に家事を手伝ってくれるようになり、今では休みの日の皿洗いも担当してくれるようになりました。
このように、ご主人はあなたの苦労に気づいていないだけで、実際に体験することで、家事の大変さを理解してくれる可能性があります。
家事の負担について、ご主人に理解してもらうためには、あなたの状況を具体的に伝える必要があります。
たとえば、
- 平日は仕事から帰ってきてから夕飯を作ることが負担
→お惣菜で良いか聞く、余裕があったら、ご主人に作ってもらう - 休みの日は、洗濯や掃除、買い物で1日が終わってしまう
→手伝える部分は手伝ってほしいと伝える - 家事の合間に子どもの世話をするのが大変
→手が空いているときは子どもを見ててほしい
など、具体的な状況を伝えることで、ご主人もあなたの負担を理解しやすくなるでしょう。
実際に、私も家事の大変さを夫に伝えたことで、夫自身が家事の大変さに気づき、手伝ってくれるようになりました。
なので、夫に家事の負担をきちんと伝えて良かったと思っています。
このように、あなたの負担をご主人に理解してもらうことは、家事分担を進める上でとても重要です。
家事の負担を伝えることは、家事分担をスムーズに進めるための第一歩です。
こうした理由から、自分の負担を伝えることは、夫への効果的なお願い術の1つといえるでしょう。
2.家事を手伝ってくれたら感謝の気持ちを伝える
ご主人に家事を手伝ってもらうための効果的なお願い術の2つ目は、『家事を手伝ってくれたら感謝の気持ちを伝えること』です。
夫婦である以上、家事は協力して行うものです。
そのため、
「家事を手伝ってもらう・やってもらうことは当たり前でしょ?」
「感謝されるようなことじゃない!」
そう思った方もいるかもしれません。
ですが、実は、感謝の気持ちを伝えることは、家事分担をスムーズに進めるだけでなく、夫婦関係をより良いものにする効果もあるんです。
そんな私も以前は、夫が家事を手伝ってくれたとき、面と向かって「ありがとう」と伝えていませんでした。
私は心のどこかで、
「言わなくても分かっているだろう」
「わざわざそんなこと言わなくても…」
正直に言うと、このように思ってしまっていた部分もあります。
しかし、私の夫も、あなたのご主人も自分の気持ちをしっかり伝えなければ伝わりません。
そのため、
「ありがとう」
「助かる!」
「さすがだね!」
など、自分の気持ちを伝えることが大切です。
以前、夫にゴミ出しをお願いしたら、嫌々ゴミ出しをやっていたので、
他の家事をやらないなら、せめてゴミ出しくらいやりなさい!
とついつい言ってしまっていました。
しかし、「ありがとね」と伝えるようにすると、進んで手伝ってくれるようになり、
強い口調で言ってしまいがちだったけど、私自身の頼み方もいけなかったんだな…
と反省した出来事でした。
感謝の気持ちを伝えることは、ご主人の
という効果が期待できます。
私も、今では些細なことでも自分の気持ちをしっかり言葉で伝えるようにしています。
すると、夫は以前よりも積極的に家事に協力してくれるようになったことで、夫婦喧嘩もなくなりました。
ぜひ、皆さんもご主人が家事をしてくれたときには、ぜひ「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えてみてください。
きっとご主人は「自分のことを認めてくれた」「役に立てて嬉しい」と感じ、家事を手伝ってくれるようになるかもしれません。
こうした理由から、家事を手伝ってくれたら感謝の気持ちを伝えることは、夫への効果的なお願い術の1つといえるでしょう。
3.家事のお願いは具体的に伝えよう
ご主人に家事を手伝ってもらうための効果的なお願い術の3つ目は、『家事のお願いは具体的に伝えること』です。
あなたは、
「家事を手伝って」
「もっと家事をしてよ」
このように、漠然としたお願いの仕方をしていませんか?
こうしたお願いをされてしまうと、ご主人は
「何をすればいいか分からない」
「どのくらいやればいいか分からない」
と感じてしまい、家事を手伝いたくてもできないということになってしまう可能性が高いです。
実際、私も以前は「家事を手伝って」と漠然とお願いしていました。
すると、夫から
「手伝ってと言われただけじゃ、何をすればいいか分からない」
と言われてしまったんです。
私は、「家事をやっている姿をみれば、何をしてほしいか分かるはず」と思っていました。
しかし、夫の言葉で「具体的に言わないと分からないのは無理ないか」と反省し、お願いする時は、
「食器を洗ってくれる?」
「洗濯物を畳んでくれる?」
「お風呂掃除してくれる?」
のように、具体的に何をしてほしいかを伝えるようにしました。
すると、夫は「わかった」と言ってくれ、すぐにとはいかないまでも、自分のタイミングで家事を手伝ってくれるようになりました。
このように具体的に伝えることで、
といったメリットがあります。
家事に対する認識は、人それぞれ違います。
例えば、「お風呂掃除」と言っても、どこまで掃除するのかは、人によって解釈が異なる可能性があります。
ご主人は浴槽だけを洗えば良いと思っているかもしれませんし、あなたは床や壁、排水溝の掃除まで期待しているというケースもあるでしょう。
このように、認識にズレがあると、せっかくご主人が手伝ってくれても、
「浴槽しかやってない!全部やらないとダメでしょ!」
と不満が残ってしまう可能性も考えられます。
このような事態にならないためにも、
「お風呂掃除をして。浴槽、床、壁を洗って、最後に水気を拭いてほしいな」
というように、具体的に伝えることで、ご主人も「どこまで掃除すればいいのか」が明確になり、きちんと家事を手伝ってくれるようになるでしょう。
ご主人は、「〇〇までやってほしいんだな」と理解し、あなたの期待に応えようと努力してくれるはずです。
こうした理由から、家事のお願いを具体的に伝えることは、夫への効果的なお願い術の1つといえるでしょう。
4.一緒に家事をやってみよう!
ご主人に家事を手伝ってもらうための効果的なお願い術の4つ目は、『一緒に家事をやってみること』です。
普段から多くの家事をになっている主婦としては、
「一緒に家事をやるなんて、面倒くさい…」
「一人でやった方が早いのに…」
など、どうしてもこのように感じてしまいますよね。
家事に慣れていない夫と一緒にやるならば、一人で自分のペースでやった方が良いと感じるのは、無理ありません。
正直、私も家事に慣れていない夫と一緒に家事をやるなら、一人でやった方が早いと感じてしまいます。
しかし、家事を一緒にやってみるということは、
など、様々なメリットがあります。
では、一緒に家事をやることで、どんな良いことがあるのでしょうか?
たとえば、料理が苦手なご主人でも、一緒に料理をすることで
- 食材の切り方
- 料理の作り方
- 味付けのコツ
などを覚えることができます。
最初は時間がかかったり、失敗してしまうこともあるかもしれません。
しかし、回数を重ねるごとに、ご主人の家事スキルは上がっていくはずです。
私の夫も、全く料理することはできませんでした。
しかし、一緒に料理をすることで、簡単なものであれば作れるようになり、
「家事ってこんなに大変なんだ」
と実感してくれたようでした。
実際、「家事はやっぱり大変なんだな。いつもありがとうね」と言ってくれました。
このように、一緒に家事を体験することで、ご主人は、あなたの苦労を理解し、家事に対する意識を変えてくれる可能性があります。
もしかしたら、今まで「家事は女性がするもの」と思っていたご主人も、積極的に家事に参加してくれるようになるかもしれません。
さらに、一緒に家事をやることは、単なる作業ではなく、夫婦のコミュニケーションの場にもなります。
家事をしながら、今日の出来事や週末の予定を話し合ったり、好きな音楽を一緒に聴いたりするのも良いですね。
このように、一緒に家事をやることで、ご主人の家事スキルが向上するだけでなく、家事に対する意識も変わり、夫婦の絆も深まる可能性も高いでしょう。
ぜひ、ご主人と一緒に家事をやってみて、その効果を実感してください。
こうした理由から、一緒に家事をやってみることは、夫への効果的なお願い術の1つと言えます。
5.家事の後はお互いにご褒美タイムを設ける
ご主人に家事を手伝ってもらうための効果的なお願い術の5つ目は、『家事の後はお互いにご褒美タイムを設けること』です。
皆さんは、家事や仕事など、頑張った後に、何か楽しみにしていることがありますか?
私は、仕事・家事を終えた後、夫とカップアイスやデザートをゆっくり食べるのが至福のひとときです。
また、休日は、一緒にドラマを観たり、外食に出かけたりして、リフレッシュしています。
このように、頑張った後に楽しみがあると、モチベーションもアップしますよね。
ご褒美タイムを設けることは、家事に対する意欲を高め、夫婦で協力して家事に向き合うための良いきっかけになります。
とはいえ、ご褒美タイムは、どんなことをすれば良いのでしょうか?
例えば、
など、ご褒美の内容は、何でもOKです。
重要なのは、家事を頑張った後には、楽しい時間があると分かっていることです。
そうすることで、
と後回しにしてしまうことも減り、家事に対する意欲を維持することが期待できます。
家事の後に、ちょっとした楽しみ(ご褒美タイム)があると、頑張れる気持ちが倍増したり、明日への活力に繋がやすいですよね。
家事の後や休日に、このように二人で楽しい時間を過ごすことで、
というメリットがあるといえるでしょう。
ご褒美タイムを設けることで、家事に対する意欲を高め、夫婦円満にも繋がる、まさに良いことづくめですね。
こうした理由から、家事の後はお互いにご褒美タイムを設けることは、夫への効果的なお願い術の1つと言えます。
ここまで、夫に家事を手伝ってもらうための効果的なお願い術を5つ、紹介しました。
- 自分の負担を伝える
- 家事を手伝ってくれたら感謝の気持ちを伝える
- 家事のお願いは具体的に伝えよう
- 一緒に家事をやってみよう!
- 家事の後はお互いにご褒美タイムを設ける
あなたはこれらの方法を試してみて、何かピンとくるものはありましたか?
もしかしたら、「これならできそう!」と感じたものもあったのではないでしょうか。
これらの方法を実践することで、ご主人の家事への参加を促し、家事分担の悩みを解決できるかもしれません。
家事分担は、多くの共働き夫婦にとって共通の悩みです。
一人で抱え込んで悩んでしまうのではなく、ご主人と協力し合い、より快適な毎日を過ごせるように、今日からできることから始めてみてはいかがでしょうか?
今紹介した方法を実践すると、ご主人も気持ちよく家事を参加してくれるようになるかもしれませんよ。
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーション10選!
「家事の負担を減らしたいけど、夫とどうやって話し合えばいいか分からない…」
「せっかく話し合っても、いつもケンカになってしまう…」
「もう、家事分担の話し合いをするのが怖い…」
あるいは、
「家事は夫婦二人の問題なのに、なんで私だけこんなに悩んでいるんだろう…?」
「私の気持ちを分かってくれない…」
などと、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
私も夫と家事の分担について、意見がぶつかり、ケンカになってしまうこともありました。
その度に
「またわかってもらえなかった…。」
「なんで…?」
と、何度も思ったこともあります。
ですが、安心してください。
実は、ご主人と家事分担をスムーズに話し合うための、効果的なコミュニケーション方法があるんです。
これらの方法を使えば、きっと今抱えている悩みも解消できるはずです。
今回は、私が実際に試して効果のあったコミュニケーション方法を10個ご紹介します。
- 定期的な「家事ミーティング」で現状把握!
- 自分の気持ちを素直に伝えよう!
- 相手の状況を理解しよう!
- 価値観の違いを認めよう!
- 相手の立場に立って考えよう!
- 意見が違っても、冷静に話し合おう!
- 「なんでやってくれないの?」と言わない
- 完璧主義は捨てよう!
- 感謝の気持ちを伝えよう!
- 解決できないときは、誰かに相談しよう!
これから紹介するコミュニケーション方法を身につければ、家事分担の悩みを解決できるだけでなく、夫婦関係をより良いものにすることもできるはずです。
これらのコミュニケーション方法を通して、
など、より良い夫婦関係を築けるように、家事分担の悩みを解決していきましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 定期的な「家事ミーティング」で現状把握!
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの1つ目は、『定期的な「家事ミーティング」で現状把握すること』です。
『家事ミーティング』は、夫婦で家事について話し合う場のことです。
家事ミーティング』っていう言葉だけを聞くと、堅苦しい印象を持つ方もいるかもしれません。
ですが、ご主人と家事について、リラックスした状態で、話し合ってみましょう。
日々の生活の中で、どうしても家事の負担や不満って、溜まってしまいがちですよね。
そのため、
「なんで私ばっかり…」
「少しは手伝ってくれてもいいのに…」
など、こうしたことを感じ、モヤモヤしているという方も多いのではないでしょうか?
このモヤモヤを解消するためには、夫婦でしっかりと話し合うことが大切なんです。
とはいえ、簡単に『家事ミーティング』と言われても、具体的にどんなことを話し合えば、モヤモヤを解消できるのかわかりにくいですよね。
家事ミーティングを効果的に進めるために、話し合うべき内容としては、
- 家事の棚卸し
・それぞれがどんな家事を担当しているのか
・1週間の家事にかかる時間はどのくらいなのか
・どんな家事に負担を感じているのか
・家事の頻度(どの家事をどのくらいの頻度で行うか) - 家事の分担
・具体的な家事の担当をどのように決めるか
・曜日や時間帯で分担を決める
・家事の種類ごとに担当を決める
・得意・不得意を考慮して分担を決める - 家事のやり方
・具体的なやり方、手順、注意点などを共有する
・洗濯物の干し方、畳み方、食器の洗い方、掃除の仕方など - 家事の目標
・家事を通してどんな家庭環境を実現したいか
・いつも清潔な空間を保ちたい
・快適な生活空間を維持したい
・家族が笑顔で過ごせるようにしたい - 今後の予定
・仕事の予定、出張、残業、飲み会など、今後の予定を共有する - お互いの頑張りを認め合おう
・家事に対する貢献を認め合い、感謝の気持ちを伝える
などを話し合ってみると良いでしょう。
家事ミーティングのポイントは、お互いの状況や気持ちを理解し合うことです。
たとえば、
「最近、仕事が忙しくて、なかなか家事ができないんだ…」
「疲れているときは、洗い物だけでも手伝ってくれると助かるな…」
など、自分の気持ちを素直に伝え、また、ご主人の気持ちも聞いてみましょう。
ご主人の気持ちを理解しようと努めることで、お互いの歩み寄りや解決策を見つけやすくなります。
ですが、お互いに仕事をしているとなかなか時間を作るのが難しいと感じることもあるかもしれません。
そんな時は、週に1回30分程度でも良いので、定期的に「家事ミーティング」の時間を設けてみましょう。
具体的な例として、
- カフェでゆっくりお茶をしながら…
- 好きな音楽を聴きながら…
- 好きなことをする時間を過ごしながら…
- 二人で散歩しながら…
- 子どもが寝静まった後…
など、リラックスできる場所で、家事について話し合ってみるのもおすすめです。
実は、私も夫と休日にカフェに出かけたり、遠出したりする際に、家事の話はもちろん、普段なかなか話せないような内容を話すことが多いんです。
そうして色々な話をすることで、自然と会話も弾み、お互いの理解を深められる良い機会になっています。
「家事ミーティング」は、家事の現状を把握し、お互いの気持ちを共有することで、
こうしたメリットがあるといえます。
家事ミーティングは、夫婦円満の秘訣といえるかもしれません。
ぜひ、ご主人と「家事ミーティング」を開いてみてくださいね。
こうした理由から、定期的な「家事ミーティング」で現状把握することは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションを取れる1つといえるでしょう。
2. 自分の気持ちを伝えよう!
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの2つ目は、『自分の気持ちを伝えること』です。
家事分担は、多くの夫婦にとって悩ましい問題の1つではないでしょうか?
「なんで私ばっかり…」
「私の気持ち、全然わかってくれない…」
家事は夫婦二人のことなのに、一人で悩みを抱え込んでいませんか?
実は、私も以前はそうでした。
「言わなくてもわかってくれるはず」
「察してくれるはず」
と思って自分の気持ちを伝えられずにいましたが、それは大きな間違いでした。
だって、自分の気持ちを伝えなければ、相手に自分の気持ちに気づくことができないですよね。
きちんと自分で
「疲れているから、今日は夕食作りたくないな…」
「週末は、少しゆっくり休みたいから、家事を手伝ってほしいな…」
などと思っていても、しっかり伝えなければ、ご主人には伝わらないんです。
むしろ、自分の気持ちを伝えないことで、
「最近、機嫌が悪いのかな?」
「何か不満があるのかな?」
と、誤解されてしまう可能性だってあります。
誰だって、誤解されて夫婦仲に亀裂が入る・重い空気になるなどといったことは避けたいですよね。
だからこそ、勇気を出して、自分の気持ちを伝えてみましょう。
「実は、最近ちょっと疲れていて…」
「週末は、少しゆっくり休みたいんだけど…」
そう伝えることで、ご主人はあなたの状況や気持ちを理解し、
「じゃあ、今日は僕が夕食を作るよ」
「週末は、僕が掃除機をかけるね」
と、協力してくれるかもしれません。
実は、私もこうしたことはよくあります。
・仕事で疲れてしまった
・なんとなく、動きたくない
・体調があまりよくない
ときなど、夫に話をし、家事を手伝ってもらうようにしています。
すると、夫は、
「洗い物やっておくよ。」
「簡単なものでよければ、夕飯作ろうか。」
と協力してくれるようになりました。
このように、自分の気持ちを伝えることは、
など、たくさんの良いことに繋がります。
なので、ご主人に、素直な気持ちを伝えてみましょう。
ご主人は、きっとあなたの気持ちを受け止めてくれるはずです。
最初は、小さなことからで大丈夫です。
「今日の夕飯の後片付け、お願いしてもいい?」
「洗濯物を畳むのを手伝ってくれると嬉しいな」
など、些細なことから伝えてみましょう。
きっと、ご主人との関係が、より良いものへと変わっていくはずです。
こうした理由から、自分の気持ちを伝えることは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションを取れる1つといえるでしょう。
3. 相手の状況を理解しよう!
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの3つ目は、『相手の状況を理解すること』です。
仕事をして、家事もしていると、ついつい
「なんで私のこと、わかってくれないんだろう…」
このように感じてしまうことってありませんか?
といいつつ、私も「なんでわかってもらえないんだろうな…。」と感じたことも多いです。
どうしても家事分担の話し合いでは、自分のことばかり話してしまうかもしれません。
しかし、ご主人の状況を理解することも、同じくらい大切なんです。
例えば、こんなケースはどうでしょうか?
ご主人が最近仕事で大きなプロジェクトを抱えていて、朝早い時間から出社して、夜遅くまで仕事をしているとします。
大きなプロジェクトを抱えている場合、プレッシャーと闘いながら、心身ともに疲弊している可能性が高いですよね。
そんな時に、
「家事を手伝ってほしい」
と一方的に訴えても、ご主人は
「今はそれどころじゃない」
「ゆっくり休ませてくれ…」
と感じてしまうのも無理はありませんよね。
このように、ご主人の状況を理解することで、
など、良いことがたくさんあります。
と、簡単に言われても、どのように相手の状況を理解すれば良いのか、わかりにくいですよね。
まず、最初にできることとして、ご主人に
「最近、仕事はどう?」
「仕事、忙しそうだね。」
「大丈夫?」
などと、話しかけてみましょう。
そうすることで、ご主人は、
「自分のことを心配してくれている」
と感じ、自分の状況を話してくれるかもしれません。
もし、ご主人が自分の状況を話してくれたときは、じっくりと話を聞いてあげましょう。
そして、ご主人が話をしているときは、じっくりと聞き、共感する姿勢を示すことが大切です。
ご主人の話をじっくり聞き、
「それは大変だったね」
「お疲れ様」
など、ねぎらいの言葉を伝えるようにしましょう。
そうすることで、ご主人は、
「気持ちをわかってくれた」
と安心できるはずです。
また、ご主人の表情や態度をよく観察することも重要です。
もしかしたら、言葉には出さなくても、疲れているサインが出ているかもしれません。
「最近、顔色が悪くて心配だな…」
「なんだか元気がないみたい…」
そう感じたら、
「今日はゆっくり休んでね」
「何かできることはある?」
などと声をかけてあげましょう。
このように、相手の状況を理解しようと努めることで、ご主人は
「自分のことをわかってくれている」
と感じ、心を開いてくれるはずです。
思いやりの心を持って接することで、ご主人との絆がさらに深まるでしょう。
こうした理由から、相手の状況を理解することは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションを取れる1つといえるでしょう。
4. 価値観の違いを認めよう!
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの4つ目は、『価値観の違いを認めること』です。
夫婦といえども、1人の人間なので、『価値観』は、異なります。
そのため、生活を共にしていると、
「なんで、私の考えを理解してくれないの?」
「なんで、そうなるの?」
と、感じることも多くあるのではないでしょうか?
私も夫に対して、「そういう考え方もあるんだ」と驚くこともしばしばあります。
実は、夫婦関係の中で最も価値観の違いがぶつかりやすいのは、家事に関することなんです。
たとえば、
- 毎日掃除機をかける・かけないの価値観
あなたは「床に髪の毛が落ちていると気になって、毎日掃除機をかけないと気が済まない」タイプ
ご主人は「多少散らかっていても気にしないし、掃除は週末にまとめてやれば良い」タイプ。 - 食事のバランスに関する価値観
あなたは「健康のために、毎日の食事は栄養バランスをしっかり考えて、野菜をたくさん摂るようにしたい」と考えている。
ご主人は「食事は、味が良ければそれでOK。コンビニ弁当やカップラーメンでも気にしない」と考えている。
など、家事の細かいところまで見ていくと、価値観が異なる可能性が高いです。
価値観が違うからこそ、意見がぶつかってしまうのは仕方のないことなのかもしれませんが、ちょっと待ってください。
確かに、夫婦といえども、価値観が異なるので、ぶつかることもあるでしょう。
しかし、価値観が違うからこそ、お互いを尊重し合うことが大切なんです。
ご主人の価値観を否定するのではなく、「そういう考え方もあるんだな」と、まずは受け入れてあげましょう。
そして、自分の価値観も、押し付けるのではなく、丁寧に説明するよう心がけることが大切です。
そして、私と夫も実は、こんなことがありました。
私は、実家であまり出来合いの惣菜が並ぶことが少なかったので、食事はできるだけ手作りのものがいいと思っていたんです。
ですが、ある日、仕事で疲れてしまい、夕食を作るのがどうしても辛いときがありました。
そんな時、夫が私に
「作れないときは、お惣菜買ってきたっていいよ?休みの日だって、無理に作らなくても、外食してもいいし。なんなら、休みの日は作り置きしたければ手伝うし」
と、言ってくれたんです。
夫のこの言葉で、私は、自分の価値観だけで行動するのではなく、相手の意見や価値観も尊重しながら、より良い方法を一緒に考えることの大切さを学びました。
このように、お互いの価値観を認め合い、歩み寄ることで、
など、良いことがたくさんあります。
価値観の違いは、決して悪いことではありません。
むしろ、お互いの価値観を認め合い、尊重し合うことで、夫婦関係がより良好になり、笑顔が増えるのではないでしょうか。
価値観を認め合うことで、夫婦関係がより良い方向に進むなら、こんなに嬉しいことはありませんよね。
こうした理由から、価値観の違いを認めることは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションを取れる1つといえるでしょう。
5. 相手の立場に立って考えよう!
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの5つ目は、『相手の立場に立って考えること』です。
あなたは、
「もしも、自分が相手の立場だったら…」
と、このように考えたことはあるでしょうか?
家事分担の話し合いのときに、ついつい
こんなことはないでしょうか?
私も自分の気持ちを伝え、夫の話を聞きますが、夫の話に対して、否定的になってしまうことがあります。
ですが、ご主人の立場に立って考えることで、いいことがたくさんあるんです。
例えば…
など、ご主人の立場を考えることで、こうしたメリットが生まれます。
たとえば、ご主人が家事を手伝ってくれないというのを例に考えていきましょう。
家事を手伝ってもらえないと、ついつい
「なんで手伝ってくれないの?」
「私のこと、全然考えてない!」
このように感じると、どうしても怒りたくなりますよね。
ですが、少し深呼吸して、落ち着きましょう。
そして、ご主人の立場になって考えてみてください。
もしかしたら、ご主人は…
と感じているのかもしれません。
このように、ご主人の立場に立って考えてみると、
「もしかしたら、ご主人は本当は家事を手伝いたいけど、何か理由があってできないのかもしれない」
と気づき、
「どうしたら、夫が家事を手伝いやすくなるだろう?」
「ご主人が家事に参加しやすいように、私にできることはなんだろう?」
と、前向きな解決策を考えたり、ご主人と話し合ったりすることができるようになるかもしれません。
ご主人の立場に立って考えることは、相手への思いやりを育み、より良いコミュニケーションを築くための第一歩です。
ぜひ、家事分担の話し合いでは、ご主人の気持ちに寄り添ってみましょう。
そうすることで、きっとご主人との関係がより深まり、家事分担の問題もスムーズに解決できるはずです。
こうした理由から、相手の立場に立って考えることは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーション方法の1つといえるでしょう。
6. 意見が違っても、冷静に話し合おう!
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの6つ目は、『意見が違っても、冷静に話し合うこと』です。
生活を一緒にしていると、話し合う場面は多いですよね。
しかし、 「せっかく話し合おうとしたのに、またケンカになっちゃった…」 という経験はありませんか?
という経験はありませんか?
私も夫と意見が合わず、ケンカになってしまうこともあります。
特に、家事分担の話し合いは、お互いの仕事や家事の負担が違います。
そのため、意見が食い違いやすく、ケンカに発展してしまうことも少なくありません。
でも、だからといって、感情的に言い争ってしまっては、問題解決が遠のいてしまう可能性も高いです。
万が一、感情的になってしまうと、
などのリスクが高まります。
こうなってしまっては、夫婦ケンカに発展しやすく、良いことではありませんね。
では、意見が異なる場合、どのようにして、話し合えば良いのか、ポイントは、2つあります。
- 深呼吸をして、気持ちを落ち着かせること
- 相手の意見を丁寧に聞いてみること
例:「私はこう思うけど、あなたは、どう思う?」
この2点が、冷静に話し合うための第一歩です。
そして、夫の意見を聞くときは、以下の点に注意してみましょう。
この5つが大切です。
その際、夫の意見を聞くときにも、いくつか注意しなければいけないことがあります。
といったことを心がけましょう。
ご主人と意見がぶつかってしまうこともあるかもしれません。
しかし、意見が違っても、冷静に話し合うことで、
など、良いことがたくさんあります。
冷静に話し合うことで、ご主人への理解を深め、より良い関係を築けるはずです。
こうした理由から、意見が違っても、冷静に話し合うことは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーション方法の1つといえるでしょう。
7. 「なんでやってくれないの?」と言わない
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの7つ目は、『「なんでやってくれないの?」と言わないこと』です。
あなたはご主人に対して、
「なんでやってくれないの?」
「どうして私ばっかり…」
「手伝ってって言ってるのに…」
と、このように感じることは多いのではないでしょうか?
私も、夫に「手伝ってほしい」とお願いしても、すぐに動いてもらえず、「なんでやってくれないの?」と感じることも多いです。
特に、毎日仕事で疲れているのに、家事まで一人で抱え込んでしまうと、「なんで私だけ?」と、不満が爆発してしまいそうになるのも無理はありません。
ですが、ちょっと待ってください。
「なんでやってくれないの?」という言葉は、ご主人を責めているような印象を与えてしまう可能性があります。
「なんでやってくれないの?」と言われたご主人は、
といった状況に陥る可能性も否定できません。
こうなると、家事分担の話し合い自体が難しくなり、次第に夫婦関係が悪化するということにもなりかねません。
というのも、「なんでやってくれないの?」という言葉の裏には、 「私はこんなに頑張っているのに、あなたは何もしてくれない」 という気持ちが隠されていることが考えられます。
そのため、ご主人自身が妻であるあなたから、責められているように聞こえてしまうんです。
その結果、ご主人は、その気持ちを感じ取ってしまい、反発したり、心を閉ざしたりしてしまうかもしれません。
こうしたことは、絶対に避けたいことですよね。
では、どのように伝えれば良いのでしょうか?
例えば、
「最近、疲れがなかなか取れなくて大変だから、食器洗いだけでも手伝ってくれると助かるんだけど…」
「週末は、掃除するのを手伝ってくれない?」
のように、具体的なお願いをし、ご主人が家事を手伝ってくれた後に、
「手伝ってくれて、ありがとう!」
のように感謝の気持ちを伝えることで、ご主人は「喜んで手伝おう」という気持ちになりやすくなります。
また、
「仕事で疲れているみたいだね。ゆっくり休んでね。」
「体調が悪そうだけど、大丈夫?」
のように、ご主人の状況を気遣う言葉を添えることも大切です。
ご主人を責めるのではなく、感謝の気持ちと気遣いの言葉を伝えることで、ご主人は「自分のことを理解してくれている」と感じ、心を開いてくれるはずです。
こうした理由から、「なんでやってくれないの?」と言わないことは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーション方法の1つといえるでしょう。
8. 完璧主義は捨てよう!
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの8つ目は、『完璧主義は捨てること』です。
もしかしたら、あなたは、
「家事は、完璧にこなさなきゃ!」
「いつもキレイな部屋でいたい!」
このように思っていませんか?
私も、「主婦として、家事を完璧にこなさなきゃ!」「できるだけ整理整頓しないと…!」と思うことが多いです。
もちろん、主婦として、家事を完璧にこなすことも、綺麗な部屋を保つことも、素晴らしいことに間違いありません。
ですが、あなたが完璧主義にこだわりすぎると、
など、良くないことが起こってしまうかもしれません。
完璧に家事をこなそうとするあまり、心身ともに危険な状態になってしまうのは、避けるべきです。
また、あなたのそうした姿を見ているご主人も、
と感じてしまい、家事から遠ざかってしまう可能性もあります。
私も、そこまで完璧主義とは思っていませんが、夫から、
「俺のやり方でやると、「やり方が違う!」とももに言われるから、手伝いにくい。」
と言われたことがありました。
このように、完璧主義は、ご主人を傷つけたり、家事への参加を阻害したりする可能性もあるのです。
そのため、少しだけ肩の力を抜いて、家事をしてみるのはどうでしょう?
例えば、
- 毎日掃除機をかけていたのを、2日に1回にする
- 洗濯物を全て畳んでいたのを、タオル以外のものは、ハンガーにかけるようにする
- いつも手作りしていた食事は、たまにお惣菜やレトルト食品を活用する
などの方法があります。
もしかしたら、 「家事をサボっているのでは…?」 と感じてしまう方もいるかもしれません。
しかし、このように肩の力を抜いて、家事のハードルを少し下げる(完璧主義を手放す)ことで、
などのメリットもあります。
もしかしたら、 「家事をサボっているのでは…?」 と感じてしまう方もいるかもしれません。
私も
・掃除機をかけるのは休みの日
・基本は自炊しているが、冷凍食品やお惣菜を利用
するなどしています。
そうすることで、だいぶ家事の負担も減らすことができています。
家事は、決して「完璧にこなすべきもの」ではありません。
むしろ、「家族みんなが快適に過ごせるようにするためのもの」です。
肩の力を抜いて、楽しみながら家事をすることで、ご主人も家事に参加しやすくなり、より良い家事分担に繋がるのではないでしょうか。
完璧主義を捨てるというのは、簡単なようで、とても難しいですが、少しずつ肩の力を抜いて、家事をしてみてください。
きっと、そうすることで心にゆとりを持つことができるようになり、今よりも笑顔あふれる毎日を送れるはずです。
こうした理由から、完璧主義を捨てることは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーション方法の1つといえるでしょう。
9. 感謝の気持ちを伝えよう!
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの9つ目は、『感謝の気持ちを伝えること』です。
あなたは、「ありがとう」と言われたら、嬉しい気持ちになることはありませんか?
私は、夫や職場の同僚から「ありがとう」と言われると、とても嬉しい気持ちになり、「もっと頑張ろう!」と、モチベーションもアップします!
感謝の気持ちって、本当に不思議ですよね。
ところで、ご主人が家事を手伝ってくれた時、あなたは「ありがとう」と伝えていますか?
「そんなの、当たり前でしょ?」
「いちいち言わなくても、わかるはず…」
ついつい、このように思っていませんか?
そう言っている私も、「言わなくてもわかるはず…!」と思ってしまっていました。
でも、残念ながら、ご主人には伝わっていない可能性が高いです。
だって、自分の気持ちをご主人に伝えなければ、相手に伝わらないですよね。
そのため、感謝の気持ちをきちんと言葉で伝えることは大切なんです。
あなたが感謝の気持ちを伝えると、ご主人は
「自分のことを認めてくれた」
「役に立てて嬉しい」
と感じ、自己肯定感も高まるでしょう。
そして、自信に満ち溢れたご主人は、
と実感し、より積極的に家事に協力してくれるようになるでしょう。
感謝の気持ちって、本当に素晴らしい力を持っているんですね。
では、具体的に、「どのように感謝の気持ちを伝えるのか?」という疑問が出てくるのではないでしょうか?
実は、感謝の気持ちを伝える方法は、いろいろあります。
など、感謝の気持ちを伝える方法は、たくさんあります。
どんな方法を選択したとしても、大切なことは、あなたの「ありがとう」という気持ちを、しっかりご主人に伝えることです。
感謝の気持ちを伝えることで、ご主人はきっと、
「愛されている」
「大切にされている」
と感じ、二人の絆がより一層深まるはずです。
少し照れくさいかもしれませんが、ぜひ、ご主人に感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
些細なことでも、感謝の気持ちを伝えることで、夫婦の絆はより深いものになるはずです。
こうした理由から、感謝の気持ちを伝えることは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーション方法の1つといえるでしょう。
10. 解決できないときは、誰かに相談しよう!
夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーションの10こ目は、『解決できないときは、誰かに相談すること』です。
家事は、家庭の問題なので、なかなか周りの人に相談しづらいですよね。
そのため、
「もう、どうしたらいいか分からない…」
「一人で抱え込んで、苦しい…」
と、悩んでいるという方もいるのではないでしょうか?
ご主人と家事分担の話し合いをすることは、
という可能性もあるため、簡単なことではありません。
私と夫も意見が合わず、ちょっとしたケンカになったこともあります。
結果的に、一人で悩むことになり、辛いですよね。
ですが、そんな時は誰かに相談してみませんか?
誰かに相談することで、
などのメリットがあります。
なにか悩みを抱えている時って、信頼できる相手に話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることってありますよね。
といっても、誰に相談すれば良いのか悩みますよね。
例えば、
- 家族
- 友人
- 職場の同僚
などが考えられます。
私も、実母か職場のパートさんに相談することが多いです。
このように、自分が信頼できる人に
「最近、家事分担で悩んでいて…」
「どうしたら良いか、分からなくて…」
など、自分の気持ちを素直に伝えることが大切です。
悩みを打ち明けることで、きっと、親身になって話を聞いてくれるはずですよ。
自分が信頼できる人に相談するときのポイントとしては、
など、具体的な内容を伝えるようにすると良いでしょう。
具体的に伝えることで、より的確なアドバイスをもらえる可能性が広がります。
私も、実母や職場のパートさんに相談すると、「なるほど!」と、具体的な解決策をもらうことができ、とても助けられています。
あなたも、一人で解決できないときは、悩みを抱え込まず、信頼できる人に相談してみてください。
きっと、あなたの心の支えとなり、解決へと導いてくれるはずです。
こうした理由から、解決できないときは、誰かに相談することは、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーション方法の1つといえるでしょう。
ここまで、夫と家事分担を話し合うための効果的なコミュニケーション方法を10個、紹介しました。
- 定期的な「家事ミーティング」で現状把握!
- 自分の気持ちを素直に伝えよう!
- 相手の状況を理解しよう!
- 価値観の違いを認めよう!
- 相手の立場に立って考えよう!
- 意見が違っても、冷静に話し合おう!
- 「なんでやってくれないの?」と言わない
- 完璧主義は捨てよう!
- 感謝の気持ちを伝えよう!
- 解決できないときは、誰かに相談しよう!
今、紹介した10このうち、「これならできそう!」と感じたものもありましたか?
もしかしたら、これらの方法を実践することで、ご主人とのコミュニケーションが円滑になり、家事分担の悩みを解決できるかもしれません。
家事分担は、多くの共働き夫婦にとって共通の悩みです。
一人で抱え込んで悩んでしまうのではなく、ご主人と協力し合い、より快適な毎日を過ごせるように、少しずつできることから始めてみてはいかがでしょうか?
きっと、そうすることで、夫婦の絆を深めつつ、協力しながら、家事もできるようになるかもしれませんよ。
まとめ
この記事では、「共働きなのに家事負担がおかしい!」と感じている方に向けて、
- 共働き夫婦の家事負担がおかしいと感じる9つの理由!
- 夫が家事に非協力的な3つの理由
- 夫に家事を手伝ってもらうための効果的なお願い術5選
- 夫と家事負担を話し合うためのコミュニケーションのコツ
という内容でお話ししてきました。
家事分担がうまくいかない原因は様々ですが、今回の記事でご紹介した内容を参考に、
といったコミュニケーション方法を実践することで、ご主人との相互理解を深め、家事分担の悩みを解決できるかもしれません。
家事分担は、夫婦で協力して解決できる問題です。
ぜひ、今日からできることから始めて、ご主人と協力し合いながら、家事の負担を減らしていきましょう。
ぜひ、ご主人と力を合わせて、家事の負担を軽減し、より充実した毎日を過ごしてくださいね。
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