保温弁当箱は夏に使うと食中毒になりやすい??正しい使い方とは

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保温弁当箱が最近人気ですが、使ったことはありますか?

もちろんあります、便利ですよ!!

お弁当箱売り場に行くと、多くのメーカーから様々な種類が出ていて、選ぶのが楽しいですね。

色も形も豊富で、どれが良いか迷ってしまいます!!

温度を保ってくれる保温弁当箱ですので、冬場の寒い時期でも暖かいお弁当を食べることができますね。

そんな弁当箱ですが、夏場は使用することができるのでしょうか??

夏は使うと食中毒になりそうで、使うの迷ってます。

食中毒が怖くて使うことをためらう方が多いようです。

しかし正しい使い方をすれば、夏でも大活躍するんですよ。

そうなら詳しく話聞かせてください!!

では今から、夏でも安心、食中毒にならない保温弁当箱の使い方を説明していきますね。

目次

保温弁当箱を夏に使って食中毒になってしまう原因は

保温弁当箱は温度を保つことができるのが特徴です。

それゆえ、保温弁当箱を使うと夏は食中毒にならないか、心配してしまいますね。

確かに、夏場に食中毒になることが多いって聞いたことがあるので…。

食中毒になる原因が保温弁当箱なら、夏には使用しないのが良いはずです。

しかし、真の原因はそうではないのです。

そうなの?!真の原因って、何??

知らない人も多いようなので、まずは、食中毒になる原因を詳しく解説していきますね。

なぜ食中毒になってしまうのか??

食中毒とは

口から摂取する食べ物や飲み物に付着していた菌などが原因で、下痢や嘔吐が主な症状となる病気の事

私たちが普段食べたり飲んだりするものに、食中毒を起こす菌がついていて、それを摂取することで食中毒となってしまいます。

なるほど、どんな菌が食中毒を起こす菌になるの??

食中毒を起こす菌は、以下の通りです。

食中毒を起こす菌の一例
  • O157と言った腸管出血性大腸菌
  • カンピロバクター
  • サルモネラ

よくニュースなどで聞いたことがある名前ばかりだ!!

その中でも、上記に挙げた菌は夏場に繁殖しやすいようです。

細菌の多くは、湿気を好み、湿気が多いところで増殖が活発になります。

もし、食中毒になったらどんな症状が出てくるのかな。

食中毒にかかった時に出る症状

万が一、食中毒になってしまったとき、主な症状は以下になります。

食中毒にかかった時に出る症状
  • 腹痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢

食事を摂った後、このような症状が出てきたら要注意です。

すぐに病院に行き、治療をするようにしてくださいね。

そうならないためには、食中毒菌を摂取しないようにすることが大事です。

これらの菌を摂取しないようにするのには、どうしたら良いのかな??

そのための予防法をご紹介しますね。

食中毒を起こさないための予防法①食中毒菌を付けない

食材やそれを扱う手には、食中毒菌があらかじめ付着している場合があります。

ですので、調理を始める前や食材を食べる前などは、必ず手を洗うようにしましょう。

料理する前やいただきますの前には、手を洗う事が鉄則!!

基本ですね、守るようにしましょう。

それ以外にも、まな板や包丁、食事をするテーブルを殺菌するなどの対応も大切です。

食中毒を起こさないための予防法②食中毒菌を増殖させない

細菌は高温多湿な場所で、活動が最も活発になります。

一方で、10度以下の場所では活動が緩やかになり、マイナス15度以下の環境では増殖しないというデータもあります。

ですので、購入してきた食材は冷蔵庫で保管することで、菌の増殖を抑えることが可能と言えます。

冷蔵庫って優秀なんだね!!

そうなのですが、一時保管庫なので、過信してはいけませんよ。

あくまでも菌はいる状態なので、購入した食材はなるべく、すぐ使い切るようにしましょう。

食中毒を起こさないための予防法③食中毒菌を退治する

ほとんどの菌は、加熱処理することで死んでしまいます。

なので、食材によく加熱してから食べることが大事です。

特に、肉、魚、卵などの生鮮食品は、熱を良く通しましょう。

生鮮食品などは、中心部に火が通っていることをよく確認することが大事です。

夏場にお弁当に入れる際は、以上のことに気を付けてみましょう。

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保温弁当箱を夏に使いたい!!正しい使い方を覚えよう

今まで解説したことに充分注意しておけば、夏場の食中毒は回避できるかと思います。

しかし、保温弁当箱となると、温度を保てる事が特徴です。

ですので使い方を誤り、食中毒菌が充満してしまうのではないかと心配になりますよね。

また、暑い日にあったかいお弁当を食べるのも、食欲がなくなってしまいます。

夏バテしないためにも、美味しく安全な保温弁当箱で食事したいですよね!!

正しい使い方、知りたいです!!

そこで今回は保温弁当箱を、夏も正しく使える使い方およびポイントを解説していきます。

保温弁当箱を夏に使うときのポイント
  • 白米やスープは熱々の状態で弁当箱に詰める
  • 炊き込みご飯や混ぜご飯など、具が入ったご飯は避けるようにする
  • おかずはしっかりと保冷するようにする
  • 詰める弁当箱や調理過程で触れる手やまな板等は清潔な状態にする
  • 6時間以内に食べきるようにする

では以下で一つずつ、詳しく話をしていきます。

白米やスープは熱々の状態で弁当箱に詰める

保温弁当箱の魅力は、熱い食材を熱いまま数時間キープできるということです。

食中毒になる原因の菌は、30~40度で最も活発化します。

ですので、ご飯を熱いまま詰めることで、ご飯の温度が下がりにくく、菌が寄り付きにくいということになります。

じゃあ、お弁当に熱いご飯を詰めたらすぐに蓋をして覚まさないことが大切ね!!

その通りです。

そのポイントを覚えておきましょう。

炊き込みご飯や混ぜご飯など、具が入ったご飯は避けるようにする

炊き込みご飯や混ぜご飯は、肉や魚、野菜が使われていますよね。

そうなると、普通の白米よりも水分量が高くなり、腐りやすくなってしまいます。

もしどうしてもそのようなご飯をお弁当に持って行きたいときは、以下の点に注意してください。

  • しっかりと覚ました状態でお弁当に蓋をして持っていく
  • 熱々の状態でお弁当箱に入れ、その状態をキープできるようにする

熱い状態で持っていく時は、保温力の高いお弁当箱を選ぶのがコツですね。

おかずはしっかりと保冷するようにする

炊き込みご飯の話と同様、おかずは水分量が多く含まれているものが多いです。

また、タンパク質や脂質といった栄養素も、腐敗させる一因となります。

しっかり冷ましてから、お弁当に詰めるようにしましょう。

保冷材や保冷バッグを使って見るもの一つの手ですね!!

そうです、一つの手段として使用してみてくださいね。

6時間以内に食べきるようにする

どの保温弁当箱の効力も、大体6時間前後と説明書にも記載があります。

その時間を過ぎると、だんだん温度が保たれなくなってしまいます。

ということは、温度が下がり始める前に食べないといけないね。

その通りです。

温度が下がり、直中毒菌が活発に活動できる温度になると、大変危険です。

一度ふたを開けたり、途中まで食べて残しておくといった行為も、衛生上よくありません。

そういった場合は、全部食べ切るのが鉄則なので、覚えておいてください。

保温弁当箱の正しい使い方、理解できたでしょうか。

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保温弁当箱を夏に使っても安心!!レシピ集

保温弁当箱が食中毒の原因ではなく、食材の取り扱い方等に気を付けることが大切だと分かりました。

一方で夏にはやはり、冷たい物が食べたい!!レシピが知りたい!!という人は、たくさんいらっしゃるかと思います。

夏はいつも食欲がないので、口当たりがいい冷たいものが食べたくなります。

そんな時は、保温弁当箱の一種である保温ジャーを使えば便利です。

冷たいお弁当レシピ、教えてください!!

今回は、保温弁当箱の一種である保温ジャーを使用して、冷たいままで食べることができるお弁当レシピを紹介したいと思います。

是非作ってみてくださいね。

野菜と豚しゃぶの冷製そうめん

夏と言えば、そうめんが食べたくなりますね。

お弁当に冷たいそうめんが食べられるとなると、テンションも上がります。

野菜がたくさんの贅沢そうめんのレシピを公開します。

野菜と豚しゃぶの冷製そうめん 材料
  • そうめん 1~2束
  • しゃぶしゃぶ用豚肉 50g
  • きのこ、キャベツ、トマトなどお好みの野菜 適量
  • めんつゆ 200ml
  • 生姜 ひとかけ
  • オクラ 5本
  • めかぶ 1パック
野菜と豚しゃぶの冷製そうめん 作り方
  1. そうめんはゆでる。野菜は食べられる大きさにレンジにかける。保温ジャーは氷を入れたり冷蔵庫にいれたりして冷やす。
  2. 湯を沸かした鍋に豚を茹でて冷ましておく。そうめんも茹でて冷ます。
  3. 冷やしておいた保温ジャーに、めんつゆとオクラを輪切りにしたもの、めかぶを入れる。
  4. 別の容器に野菜と豚肉、そうめんを詰める。

とっても美味しそう!!

お弁当にそうめんが食べられるなんて、嬉しいな。

保温ジャーに入れた冷たいつけ汁をつけながら食べるそうめん弁当です。

そうめんの盛り付けは、一口大に小分けにして、丸く盛り付けると、麵同士がくっつかずに良いです。

気になる人は、オリーブオイルかごま油を絡めておくともっといいでしょう。

つけ汁は、おくらとめかぶでねばねばさせると、麺と絡んでとっても美味しいですよ。

冷製サラダうどん

次は、冷たいサラダうどんのご紹介です。

具材をよく冷やして持っていきましょう。

冷製サラダうどん 材料
  • うどん 人玉
  • 鶏肉、豚肉、牛肉お好みの肉 30g
  • ミニトマト 1個
  • レタス 1枚
  • ゆで卵 半分
  • 醤油、マヨネーズ、すりごま、砂糖 各大さじ1(A)
  • 味噌、お酢 各小さじ1(B)
冷製サラダうどん 作り方
  1. 保温ジャーは氷水を入れるか冷蔵庫に入れて冷やしておく
  2. うどんとお好みのお肉は湯がいて、それぞれ氷水で冷やしておく
  3. トマト、レタスは保温ジャーに入るように切る
  4. A、Bを混ぜ合わせて、冷やしておいたうどんにからめる
  5. 冷やしておいた保温ジャーに、うどん、肉、野菜を詰めてふたをする

具材や保温ジャーをしっかり冷やして持っていくので、ランチタイムもその温度がキープできています。

夏の暑く、食欲がない日でもさっぱり食べることができそうですね!!

食べる時は、しっかり混ぜて食べましょう。

ソースが良く絡んで美味しく食べられます。

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まとめ

  • 保温弁当箱は、温度を保てるという利便性がある故、食中毒になりやすいということが不安視されていた
  • 食中毒になってしまうのは、保温弁当箱が原因ではなく、調理工程や食材に接触する際に菌が移ることである
  • 保温弁当箱を食中毒がなく安全に使うためには、手や調理器具を清潔にするなど、ルールに沿って活用するのが大事である
  • 冷たいものを冷たいままキープできる保温ジャーを活用して、ランチに冷たい麺類を持っていくと、食中毒にあたる可能性も減る

夏は温度・湿度とも上昇し、食中毒菌が好みやすい環境下となります。

夏に保温弁当箱を使用しても大丈夫かな、と不安になりますよね。

保温弁当箱を使用したから食中毒になるということではなく、調理方法やもともと食中毒菌がついていたということが原因となる可能性があります。

食中毒菌が活発化しない冷たいお弁当で、夏場のランチタイムを楽しむことも一つの手です。

正しい理解と調理方法で、食中毒のない、健康で元気な毎日を送りましょう。

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